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2008/11/22
チェンジ日本。米国同様に政権交代を大分から 大分3区・横光衆議院議員、幹事長と街頭演説
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 鳩山由紀夫幹事長は22日午後、横光克彦衆議院議員(大分県第3区総支部長)とともに、中津市内のショッピングセンター前で街頭演説を行った。

 幹事長と横光議員は到着後まず、ショッピングセンターで買い物途中の多くの方々とふれあい、米国大統領選を引き合いに「アメリカだけでなく日本でもチェンジを」として、多くの皆さんと握手を交わしながら民主党への支持を訴えた。

 街頭演説で最初にマイクを握った横光議員は、定額給付金に言及し、給付する2兆円のほかに実施するために800億円の税金が必要になると指摘し、「評判が良くない。60%の人が評価していない」と述べ、歓迎の声が高まらないのは「選挙用の経済対策だと国民は見抜いているからだ」と分析した。

 また、これを実施するためにも、また中小企業への救援策の実施にむけても、第2次補正予算案が必要であると述べ、麻生内閣から予算案の提出の気配が見えない現状を問題視。「『解散より景気対策』と叫び、もっとも必要なのはスピードだと言いながらブレーキをかけているのが麻生総理自身だ」と横光総支部長は述べ、「政策より政局に180度転換したのは麻生内閣だ」と指摘した。

 さらに失言、撤回、謝罪を繰り返す麻生首相について、「こんなにころころと言っていることが変わる総理の言動は信じられない」として、国民の信頼は失墜しているとの見方を示し、首相としての資質に疑問を呈した。

 横光議員は「このうような政権にこのままこの国のを任せていいのか。このまま託していくと絶望的になる」と指摘するとともに「絶望的にならないために民主党がある」と表明。「チェンジのチャンスを逃さずに、アメリカ同様にチェンジ日本。政権交代ののろしをこの大分から上げようと訴えた。

 続いて鳩山幹事長がマイクを握り、「政権交代を果たして国民が主役の政治をつくりあげよう。今やるしかないとの思いで力をつくしている」と聴衆に訴えると、大きな拍手が沸き起こった。

 そのうえで鳩山幹事長は横光議員は社会党出身であり、自らは自民党出身だと紹介し、「生まれも育ちも違うが、政治をクリーンにするため」との思いのもとで結集し、一致して行動していると語った。同時に、政治家が政治を私物化し、ポストを求めることだけに汲々とする自民党政治が続いてくるなかで、政治が汚れてしまったと断じた。

 ポストだけを求めた政治家のひとりに福田前首相があり、また、麻生首相も「結局は総理になりたいための総理だった」と指摘し、「それが国民を苦しめている」と批判。「自分が総理になったらこういう日本に変えたいというビジョンをもって総理になるべきではない」と訴えると、聴衆からは賛同の声と拍手が沸いた。

 鳩山幹事長はまた、17日に行われた党首会談での小沢代表と麻生首相とのやりとりを紹介。「小沢代表の前に麻生首相は借りてきた猫のようで基本的には何一つ反論できなかった」と語った幹事長は、そもそも選挙管理内閣であったはずの麻生内閣が、「選挙よりも景気対策」だとして選挙を先送りしたからには、国民のみなさんの暮らしを考えたとき、第2次補正予算案を早急に出すべきだと小沢代表が迫ったことを改めて明らかにした。

 同時に、その場で「小沢代表が代表の責任において審議に応じる」と明言したことも紹介。それでも党利党略のためだけに提出を拒んでいるのが麻生内閣の実態であるとしたうえで鳩山幹事長は「補正予算案も提出できないような政権はつぶす以外にない」と力説すると大きな拍手が沸き起こり、「何としても政治をチェンジさせなくてはという思いで政治をしていく」と語ると、応援の声と拍手に包まれた。

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