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2008/11/29
麻生内閣はもたない。早ければ1月に解散・総選挙 鳩山幹事長、岡山市内で会見
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 鳩山由紀夫幹事長は29日午後、津村啓介県連代表と共に岡山市内で記者会見し、次期衆議院総選挙や国会対応について質問に答えた。

 次期総選挙に向けた県連の情勢については「小選挙区で勝利できる素晴らしいつわものぞろいだ」と語った。岡山県第3区の平沼議員との連携の可能性については「政権交代という大きな目標に向けてご協力を願いたい。その大きな日本の未来を決める戦いに加わっていただきたい」と伝えており、それが確信となれば協力もありうるという認識を示した。

 党首討論を受けた今後の国会対応に関しては、首相答弁に自民党の中から散々な評価が出ている点を指摘し、「これからさらに民主党としては厳しく内閣を、政策論争の中で追い詰める」とした。解散・総選挙の見通しについては、通常国会で第2次補正予算案と本予算案の審議を行えば麻生内閣はもたないとの見解を示し、「早ければ1月、遅くても5月あたりに解散・総選挙が行われる可能性が極めて濃い」と自らの判断を述べた。

 党首討論で麻生首相が、閣僚と『次の内閣』の各ネクスト大臣との政党間協議を求めたことについては「国会の中でしっかりと議論して成案を得る筋道は大事だ」との認識を示した。しかし、一方では他にも政党が存在しているなか、2党で協議すれば半ば政権入りしているような印象となり、あわせて責任を負わされる危険性もあると指摘し、少なくとも今のところは、そうした協議に応じる考えはないことを明らかにした。

 厚生年金記録の改ざんについて厚生労働大臣の調査委員会が社会保険事務所職員の組織的関与を認めたことについては、組織ぐるみの改ざんという問題の深刻さが、まだ必ずしも十分明らかにされていないという思いがあると表明。委員会などで徹底追及して年金への信頼を取り戻し、与党が審議を拒んでいる国会の状況も明らかにしたいと語った。

 郵政の株式凍結法案の衆議院での審議・採決を急ぐべきだとして、その方向で努力してもらいたいと、国対へ伝えたことを明らかにした。

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