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2008/11/30
麻生政権は早晩政権を投げ出す。その時こそ国民の声が届く政治実現を 幹事長、こむろ・島根1区代表
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 鳩山由紀夫幹事長は30日夕、島根県松江市の松江駅頭において、こむろ寿明・島根県第1区代表とともに街頭演説会を行い、集まった多くの支持者、支援者を前に、「麻生政権は早晩政権を投げ出す。その時にはいよいよ総選挙となり皆さんの声が届く時になる。是非民主党に政権を任せてほしい」と訴えた。

 はじめに、こむろ第1区代表がマイクを持ち、島根県内各地の企業を訪問するなかでの経験をふまえ、「どこの会社も大変だ」と語るとともに、「およそ2、30社に1社は行った先に会社がなかった。さらに島根県の会社が県外資本に変わっていた」と話し、地場の産業、会社がかなり苦しい状況にあることを報告。中小企業経営が厳しい状態にあるにもかかわらず、自公政治はそうした状況に応えていないと述べ、政府や行政が手をこまねいていると批判した。

 さらに、こむろ代表は、「社会保障の切り捨て、所得の低迷や税負担の増加など、格差社会が広がっている」と語り、「政府のやっていることはめちゃくちゃで、いい政治をしてもらったという人はどこにもいないのではないか」と指摘。麻生内閣に至る自公政権の手法を厳しく批判するとともに、政治を変え、よりよい社会をつくるためにも民主党に政権を任せてほしいと、力強く訴えた。

 次に鳩山幹事長が演説に立ち、「皆さんの力を、県民の意思を、国民の意思を世直しという一点において示していただければ、民主党を勝利させていただき、政権交代をすることができる」と話し、民主党への支持を求めた。

 また鳩山幹事長は、今朝の自民党幹事長とのテレビ討論に触れ、どちらの考え方が正しいかおわかりのことと思うがと前置き。そのうえで「選挙を先送りにした麻生総理は、政局より政策だ、選挙より景気対策だと言っていたが、国民に約束した第2次補正予算案をいつまでたっても出さない。これでは、年末にかけて多くの方たちが困ることになる」と述べ、結局は自己保身に走る麻生総理の姿勢を厳しく批判した。

 さらに、2兆円の定額給付金に関して、「医療費が払えない方、子育てに頑張っている方、失業された方など、社会的に弱い立場人たちのために資金手当をするのが本当の政治だ」と強調し、民主党が考えるお金の使い方と、麻生首相のばらまきの手法との違いを明確に示した。

 鳩山幹事長は続いて、「党首討論で小沢代表が、第2次補正予算案を出せば、代表としての責任で採決はするとまで迫ったのに、出すことを拒んだ麻生政権は持つはずがない。途中で投げ出すのではないか」として、通常国会途中での変化に言及し、「そうなれば総選挙となり、国民の皆さんの声が届く時が来ると思って頂きたい」と話し、より一層の民主党への支援、支持を求めた。

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