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2008/11/30
麻生内閣は通常国会はもたない 島根の会見で幹事長
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 鳩山由紀夫幹事長は30日、島根県松江市内で記者会見を開き、「麻生内閣では通常国会は持たない。いつ政権を投げ出してもおかしくない。投げ出し方にもよるが、どのような選挙管理内閣になるか考えていく」と述べた。

 島根県の情勢については「国民新党との連携の中で、昨年は亀井亜紀子さんが当選した。さらに今の麻生内閣があまりに国民無視であり、この国民の怒りを加味すれば、島根県の1区2区とも充分に勝算がある」との見通しを述べた。

 第3次公認の発表はいつ頃になるかとの問いには、年内に第3次公認の発表をするべきとの考えを示したうえで、「具体的な時期に関しては執行部で協議する。小沢代表も言っているが、麻生内閣はいつ崩れるか分からない。それに照準を合わせて早めに発表をするべき」との考えを述べた。

 政府与党が第2次補正予算案を通常国会に出したときの民主党の対応に関する問いには、「まだ考えていない。しかし、今でも早く出せば上げても(採決しても)かまわないと考えている。しかし、国民の思いを無視して、年末が苦しくなることを無視し、年明けまで出さないのであれば、話は違う。理に合わない」と話し、12月初旬までに出すのと、1月に出すのでは環境が大きく違う。国民もそのいい加減さに怒りに燃えると思うと答え、そんな甘い発想は通用しないと麻生政権を批判した。

 麻生首相が政権を投げだしたあとの選挙管理内閣について、どんなイメージがあるかとの質問に鳩山幹事長は、これからと前置きし、「行き詰って投げだすのか、総辞職か解散かなど投げ出し方にもよるが第2次補正予算案も出せない内閣が通常国会を持つわけない。野党に禅譲することはないと思うが、また自民党内で疑似政権交代をして、新しい総理のもとで冒頭解散という可能性が高い」との見方を示した。

 またこれとは別に、来年に行われる千葉県知事選についての対応を聞かれた鳩山幹事長は、「まだまとまっていない。千葉県連から報告も受けてない。民主党候補としての位置付けを見極め、これから慎重に検討する」と答えるに留めた。

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