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2008/12/05
麻生内閣は事実上崩壊している 鳩山幹事長が会見で
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 鳩山由紀夫幹事長は5日午後の定例記者会見で、自民党の幹部が麻生内閣は崖っぷちと批判していることを紹介し、また、基礎年金の国庫負担分の引き上げの実施時期、定額給付金、第2次補正予算、道路特定財源の一般財源化など重要政治課題での発言のブレを取り上げ、「支離滅裂ぶりは目を覆うばかり。政治家としての資質が問われている。一刻も早く信を問うべき」と解散・総選挙を改めて要求した。

 また、自民党内の混乱ぶりを「統治崩壊、官邸も党の中もまとめ役が不在。完全に統治能力が失われている。麻生総理の失言・暴言・朝令暮改は御名御璽(ぎょめいぎょじ)に泥を塗り、憲政を踏みにじっている。麻生内閣は事実上崩壊している。自壊している」と酷評、総辞職すべきだとした。

 石原自民党幹事長代理が、「麻生首相のままでは、総選挙で与党に踏みとどまれないと7、8割の自民党国会議員が思っている。まさに崖っぷち」と発言しているとの記者の質問に、「幹事長代理というのは党のまとめ役。与党の重要な幹部がそのような発言をしているのは批判の高まりの証左。しかし、その7、8割の方が総裁選で投票し、選挙の顔として選んだ」と述べ、「しかし、選挙の顔にならなかった。次は俺との思惑が透けて見える」とも分析した。

 また、「埋蔵金」に関する質問に、「特に定額給付金には安易に使うべきではない」との認識を示した。

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