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2008/12/07
国民のための政治を取り戻す 鳩山幹事長、金沢で奥田、たなか、こんどう各総支部長と
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 鳩山由紀夫幹事長は7日午後、石川県金沢市内で行われた奥田建・石川県第1区総支部長たなか美絵子・同2区総支部長こんどう和也・同3区総支部長が揃っての街頭演説会に参加。石川の皆さんとともに、日本の未来のため、政治を変えていこうと、買い物や観光で行き交う約500人の聴衆に熱い思いを訴えた。

 はじめに、たなか総支部長がマイクを受け取り、米国発の世界金融危機によって日本が深刻な不景気に陥ったことについて、「連日、新卒者の内定取り消しや非正規雇用の首切りが行われている。日本はいつから労働者を使い捨てにする国になったのか。真面目に働く人が報われる社会を取り戻すため、全力で取り組む」と決意を表明。同時に、「このまま弱肉強食の政治を続けていて国民の暮らしが良くなるのか。それとも国民の生活を考える政治が良いのか、もう一度よく考えて欲しい」と力強く訴え、マイクを収めた。

 次にこんどう総支部長が演説を行い、「3区の能登では学校や病院がなくなり、郵便局も農業も漁業も大変な状況の中で、今こそ政治が頑張らなければならない。その政治の役割を我々石川の3人がしっかり果たしていく」と聴衆に対して決意を語った。

 また税金のムダ遣いについても切り込み、「利権に群がる族議員、税金のムダ遣いや天下りを行う高級官僚、消費税を上げる前にこのようなムダ遣いを絶対に止めさせる。今のおかしな政治を皆さんと一緒に変えようではないか」と訴えて、民主党への更なる支援を求めた。

 続いて奥田総支部長がマイクを握り、集まった多くの聴衆に対して感謝の意を表した。

 奥田総支部長は、「構造改革の痛みに耐えてくれという言葉から10兆円もの国民負担が生まれてしまった」と現状を指摘、中でも小泉改革で地方を壊してしまった三位一体の改革を痛烈に批判した。

 また、「日本も米国も大きな不況の中で苦しんでいるが米国は力強い変革を求めた。日本も新しい未来を、政治の仕組みを作らなければいけない」と主張するとともに、「国民一人ひとりの声が届く政治に変えるためにも皆さんの力を与えて欲しい」と訴え、演説を締めくくった。

 最後に鳩山幹事長が演説を行い、「一生懸命、故郷の金沢で働いても報われない社会を作ってしまった自民党政治の責任は極めて大きい。麻生政権は国民のために仕事をせず、政治空白を作っている」と厳しく非難。さらに追加の経済対策だとして打ち出しながら提出されない第2次補正予算案についても、「絵に描いたモチ。いくら2次補正予算案の提出を求めても麻生首相は全くその気がなく、とぼけたことを言っている」と切り捨てた。

 その上で鳩山幹事長は、「政治は国民のためにある。しかし麻生首相は国民のためとうそぶきながら、結局、自身の党利党略で、国民と約束した景気対策を先送りした」と批判し、「ならば今こそ国民の信を問うべき」と早期の解散・総選挙を強く主張した。

 また麻生首相の資質や問題発言についても言及し、「あまりにも暴言、失言、朝令暮改、言ったことがくるくる変わる、閣僚や与党内からも平然と異論が続出するような首相は見たことがない」と述べ、「麻生内閣を一刻も早く解散に追い込み、国民の未来のため、国民に信頼される政治を取り戻さなければならない」と訴え、民主党に対する更なる支援を求めて演説を締めくくった。

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