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2008/12/08
低下した内閣支持率「何もできないならお辞めになったらという数字」小沢代表が指摘
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 小沢一郎代表は8日午後、静岡県磐田市内にある小山のぶひろ・静岡県第3区総支部長の事務所を訪問。スタッフらに対し日頃の活動を労うとともに、来るべき解散・総選挙に向けて一層奮闘するよう激励した。

 事務所前で記者団の質問に対して小沢代表は、「よくやっていると思う」と所感を示し、「(小山総支部長が)積極的にあらゆる手段で声をかけて支持を求めれば必ず勝てる」との手ごたえを強調。また、県内で唯一候補者に決まっていない静岡7区に関しては、他の公認内定候補と同様、一定のレベルに達した人を公認していく方針を述べ、まだ最終の公認に至ってないと説明した。
 
 続いて記者団から、本日、報道各社が発表した麻生内閣の支持率が20%前半と急落したことへの受け止めを問われると、自民党の都合や金融危機、景気の後退を背景に、就任当初には予定していたはずの解散・総選挙を先送りをせざるを得なかったと改めて指摘。それにも係らず、「国民に対する約束であるはずの肝心な経済対策、景気対策が現実には何も出てこないことに対する国民の怒り、不信感が数字に表れているのではないか」との見方を示した。

 これに関連して、総理大臣にふさわしい人物として、小沢代表を挙げる声が麻生首相を上回っていることについては、「それはその時々のことで言いようがない」としながらも、「国民の皆さんの期待はありがたいこととして精一杯頑張りたい」と胸の内を語った。

 また、急落する内閣支持率を受け、参議院での問責決議案の提出など国民の期待に応える可能性を問われると、「衆・参議院の担当者が考えること」としたうえで、「国民の皆さんの『この内閣は何もできない』『言っていたことと違う』『年末どうするのか』、という 総辞職、解散・総選挙を行って国民の信を問えという声に抗しきれなくなるのではないか」と分析。国会の論戦もあるが一番大きいのは国民の声であると思うとした。

 解散・総選挙の時期は、「年明け、そう遅くない次期にあると思う」と改めて主張。今国会中の解散・総辞職の可能性については、「麻生さんに聞いてみないとわからないけれど、客観的情勢として、『もう何もできないならお辞めになったらいいのではないか』という数字ではないか」と述べた。

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