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2008/12/14
鳩山幹事長、上田市で羽田参院議員と街宣「新しい時代作るため政権交代を」
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 鳩山由紀夫幹事長は14日午前に長野県入りし、長野3区選出の羽田孜最高顧問の地元である上田駅前では、最高顧問の長男で長野県選出の羽田雄一郎参院議員と街頭演説を行った。

 冒頭、鳩山幹事長は、政権交代の実現が使命であると思い定め、小沢代表とともに新しい政治の夜明けを作ろうと羽田最高顧問が頑張っていると紹介し、敬意を表したうえ、民主党はその使命を次の衆議院総選挙で達成し、日本の政治をよみがえらせなければならないという認識を示した。

 今朝の報道番組で発表された「内閣支持率19%」の数字を挙げて、麻生政権は末期症状で国民の心が離れていることは明らかであり、一刻も早く下野を求めるとした。

 鳩山幹事長はまた「景気が悪いからと言って選挙を先送りしながら、その景気対策まで先送りするとはいったいどういう了見なのか」として、法案を提出、準備するなどして、問題を先送りせずに取り組む民主党の姿を報告。雇用問題については超党派で取り組むべきだとした。

 2次補正と本予算の審議について、かなり早い時期に麻生内閣は立ち行かなくなると見通しを述べたうえ「本来、政策とは、社会的に弱い立場に立たされた方々のためにあるものだ」と定額給付金を強く批判。「麻生政権の後、解散総選挙となった暁には、国民の皆さん方の見識で、新しい時代を作るための政権交代をぜひ、実現させてほしい」と民主党への支持を求めた。

 羽田議員は「麻生政権の政策は舌の根も乾かぬうちにコロコロ変わっていく、与党の中からも非難を浴びて、とてもまとまらない状況だ」と指摘し、中小、零細企業へ手当する政策が出てこない与党にはもう任せられないという見解を示した。

 また「緊張感ある二大政党制を日本で作らなければ、国民の声の届かない官僚主導の政治が続いてしまう。国民主導の政治に変えなければ」という最高顧問の思いを代弁し、次の総選挙で政権交代をして新しい日本の形をつくる決意を表明した。

 新しい日本の形については、官僚主導の政治をやめて税金の無駄遣いをなくすこと、地方に財源を移譲して地域を再生すること、郵便のネットワークを再構築して国民の皆さんへのサービスを守ることを挙げて、「国民の生活が第一の政治」の実行によるとした。

 羽田議員は「安倍首相、福田首相と、2代の首相が政権を投げ出したが、国民は生活を投げ出せない」と訴え、「解散総選挙を行い、民意を持った政党がしっかり経済対策を打ち出すことが重要だ」と表明。臨時国会の残り2週間もしっかりたたかう考えを示した。

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