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岡田克也副代表は３０日、横山北斗衆院議員とともに青森市内で行われた「民主党青森県第１区総支部政談演説会」に出席し、政権交代実現に向け、民主党に力を貸してほしいと訴えた。
連合青森の石田隆志会長の挨拶の後、登壇した横山支部長は、麻生政権の言う景気対策とは、「大都市圏の一部企業が恩恵を受けるだけの対策でしかなく、このままでは地域格差はますます広がるばかりである」と指摘。そのうえで「県民の多くは、これまでのような大都市・大企業優遇の政治から、地方、農業、漁業、中小・零細企業重視の政治への転換を望んでおり、総選挙の早期実現を期待している。このことに早く自民党の政治家は気付いてほしい」と述べた。
また、政策実施の財源について、「予算を組み替えるのが民主党。増税か借金をするのが自民党」と説明し、戸別所得補償政策をはじめ、民主党の重点政策についての支持を訴えた。
続いて、岡田副代表が登壇。解散・総選挙が先送りになっていることについて、「民主党に有利な時期の解散はない」とし、「いつ解散総選挙に臨んでもよいように緊張感を持って臨んでいく」と述べ、民主党への支援を求めた。
演説の中で岡田副代表は、麻生首相が第二次補正予算案を今国会に提出しないことを批判し、「自ら第一次補正予算は、原油を始めとする物価高による景気後退に対応するものであり、１００年に１度と言われる金融危機には対応していない」としておきながら、来年にならないと第二次補正予算が出てこないというのは全く理解に苦しむと述べた。
また、自民党政治の現状を「国民のためではなく、自らの利益ばかりを重視した内輪の政治である」として、自民党の時代を一度終わりにし、しがらみのない民主党に思い切った改革をやらせて欲しいと、改めて政権交代の必要性を訴えた。
岡田副代表は最後に、「勇気を持って一歩踏み出し、自分達の力で政治を変えていこう」と参加者に呼び掛け、再度、民主党への支持を求めて演説を締め括った。
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