山岡賢次国対委員長は17日夕、国会内で民主党はじめ、社民、国民新の野党3党での国対委員長会談を開催した後、参議院に3党共同で提出した緊急雇用関連4法案の取り扱いについて記者団に語った。
はじめに山岡国対委員長は、会談の中で、明日18日の参議院厚生労働委員会での緊急雇用関連4法案の採決に向けて、明日午前に野党3党で与党側の国会対策委員会に与野党幹事長・国対委員長会談を開催するよう要請を行うことを確認したと報告。国民生活にかかわる緊急かつ重要な法案であることから、与野党の合意を得て法案を成立させるべきとの考えを表した。
なかでも、「年末をどう乗り越えるのかと不安に満ちている、派遣、パートの方々や採用内定取り消しを受けた方々への手当を何としても年内にやらなければならない」と山岡国対委員長は表明。与野党幹事長・国対委員長会談の結果を問わず、人道的な見地からも、明日開催される参議院厚生労働委員会での採決で同法案を通し、衆議院においても同法案を可決、成立させるために最大の努力を尽くすと決意を語った。
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