輿石東参院議員会長は、18日午後の定例記者会見で、現在厚生労働委員会で審議中の緊急雇用関連4法案について、今朝、社民党、国民新党、連合とともに「緊急雇用対策関連4法案の早期成立を求める12・18集会」を開催したことを報告し、これを受けて17時までには法案が採決されるとの見込みを述べた。
厚生労働委員会での審議を巡って、与党が委員長解任決議案を検討していることについて、「自公の皆さんが判断すること」と切り捨て、ここで強行採決するなら、与党も通常国会で予算関連法案を強行採決させてもらうとの発言についても、「どうぞ」と相手にせず、「(参議院では)いいものは黙って通す、修正してよくなるものは修正する、ダメなものは断固ダメ」との基本を貫く方針を示した。
「今回の雇用問題は、明日を待てない緊急課題。職を失うとか、住むところがないというのは、明日でいいという話じゃない。まだ(国会閉幕の)25日まで時間はあるから、いいものは通していこうと我々は意思表示をした」と表明。そのうえで「手法はどうあれ、今日明日で衆議院へ送る」と意気込みを述べた。
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