小沢一郎代表は1日夕、東京都内でインターネット番組の出演後に記者団の質問に答えた。
小沢代表ははじめに、2009年の抱負を問われると、「国民の支援、総選挙によって、本当に国民に目を向けた政治、『国民の生活が第一。』の民主党政権ができることを心から期待する。また、そのために全力で頑張らないと、と思っている」と、政権奪取に懸ける決意を表明した。
これに関連して、次期衆院選挙の開催時期はとの質問には、「わかりません。いつあっても不思議ではない」との認識を示した。
番組内で言及した雇用制度の見直し、ワークシェアリングの必要性については、企業の内部留保の活用が前提としたうえで、残った正社員が労働時間を短縮し、その結果給料が減ることになったとしても、職を失った人々に対してお互い助け合うことが大事であると主張。「自分が拠出してでも社員が助け合おうと主張すれば会社もお金はあるのだから対応せざるを得ないだろう」と述べ、苦しいけれどここは切り抜けようと言う相互扶助の精神が必要であると強調。「会社も個人もあまりに利益第一主義、自分中心主義になり過ぎているのではないか」と現代の日本社会の問題点も併せて指摘した。
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