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平田健二参院幹事長は６日午後、国会内で定例の記者会見を行い、昨日５日に開会した通常国会での国会対応について語った。
平田参院幹事長は開口一番、「大変な幕開けになった」と述べ、景気・雇用の悪化によって厳しい年始を強いられた国民のため、「雇用と住まいを確保する緊急決議案」を衆参両院に提出したことを報告した。
貧しくて食事ができなかった終戦後の自らの経験を振り返り、「今、経済大国といわれる日本の中で、同じことが起きていること自体が政治の貧困だ。手をこまねいていることはできない」と語り、「早く政権交代して、一刻も早くこういった事態を解消することが、私たち民主党に与えられた使命だ」として、早期の衆議院解散・総選挙へ向けて努力する決意を語った。
また、定額給付金を国会議員ももらうべきとした自民党の細田幹事長の発言について、「国会議員がもらう、もらわないの話ではなく、定額給付金自体をやめて雇用や医療に使うべきだ。財務大臣が財政演説の中で緊急雇用創出事業云々と言っていたが、（この予算を別に上げるのではなく）２兆円をこれらに振り向ければいいこと」と批判した。
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