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2009/01/07
『国民の生活が第一。』の政治を今年こそ実現し、歴史的な一年に 参院総会で小沢代表
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 国会内で7日午後、参議院本会議を前に民主党・新緑風会・国民新・日本の議員総会が開かれ、小沢一郎代表はじめ、輿石東参議院会長(代表代行)、鳩山由紀夫幹事長が挨拶に立ち、日本のため、国民の皆さんのために「国民の生活が第一。」の政治を実現する歴史的な一年にしよう、と異口同音に呼びかけた。

 最初に輿石会長は、小沢代表と鳩山幹事長が揃って参院議員総会に出席するのは初めてと記憶しているとしたうえで、「勝負の年なのでしっかりしろということだと思う」と指摘。そのうえで、予算委員会での勝負に向けて、峰崎直樹筆頭理事を中心に、輿石会長、平田健二参院幹事長で打ち合わせを行ったと述べ、その席で、同日から参議院での20年度第2次補正予算案の議論がスタートしたばかりであるにもかかわらず、麻生内閣は19日には首相の施政方針演説などを行い、21年度予算案の審議に入りたい方針を示していることが明らかになったと言及。そうした与党の暴挙に対し輿石会長は、「参議院60年の歴史のなかで、補正予算審議を行っているなかで本予算を取り組ませるという歴史にないことを(政府・与党が)やろうとするからには、我々も覚悟をしようと確認し合った」と述べ、徹底抗戦していくとした。

 続いて挨拶に立った小沢代表は、「本当に今年こそ、日本の国にとって、国民の皆さんにとって、そして私どもにとって、記念すべき、歴史的な年にしなければならない」と強調。同時に「参議院の皆さんの力が何と言ってもこの国会運営の大きな鍵を握っている。そういう意味で全力で頑張っていただきたい」と求めた。そのうえで、「私どもは『国民の生活が第一。』という政治を今年こそ実現して、そして国民に目を向けた政治を実現することによって、今大きな問題になっている、経済的な不況も我々の手で克服していく年にしなければならない。それは我々の責任であると同時に、課せられた使命である。お互いに力を合わせて、記念すべき、歴史的な年に必ずするように、頑張ろう」と力説した。

 昨年一年間を総括して「兆し」という言葉を使っていると語った鳩山幹事長は、「日本の政治を参議院の皆さんが変えてくれた、(政治の流れを変える)兆しを(参議院が)掴んでくれたことに感謝する」と述べた。また、「今年を参議院の皆さんのお力をいただくことによって、歴史的な一年にしよう」と続けて訴え、早期に解散に追い込み、来るべき総選挙によって、衆議院においても参議院と同様に民主党を第一党に仕立て上げていきたいとの考えを強調し、「そのことによって大きな歴史を動かす一年にしていきたい」と語った。

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