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2009/01/13
村田吉隆自民党議員に対し懲罰動議を提出
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 民主党は13日午後、自民党の国会対策委員会の筆頭副委員長の村田吉隆議員の委員会での無断撮影行為に対して懲罰動議を提出した。

 提出後の記者会見で渡辺周議院運営委員会理事は、懲罰動議提出の理由について、同日に開催された衆院予算委員会において、委員長の許可なく、委員会室内の撮影を行ったことに対するものだと説明。委員会ルールを無視したこうした事態に「前代未聞の盗撮的行為である」と強く非難、国対委員長、国対委員長代理のもと協議した結果、動議提出に至ったと話した。

 村田議員は自民党の国会対策委員会筆頭副委員長という要職にあり、自民党国対としての判断のもとに行われた行為ではないかと指摘。動議では「本来、各議員の指導的立場にあるにもかかわらず、盗撮行為に及ぶのは、信じがたいことであり、到底容認できるものではない」とした。

 渡辺議員は、「おそらく民主党議員の行為に対して懲罰動議等を提出するための写真撮影だったのだろう」と推測したうえで、民主党はこの事態を重く見て、どのような目的でどのような写真を撮影したのか、今後、予算委員会の菅直人筆頭理事、枝野幸男理事と協議し、予算委員会等でも追及していく考えを述べた。

 なお、村田議員については、同委員会2階のカメラマン席で無許可撮影を行っていたことも目撃されていることを併せて指摘した。

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