鉢呂吉雄『次の内閣』ネクスト外務大臣と犬塚直史参院議員は14日午後、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃が続いていることを受けて、都内の駐日パレスチナ常駐総代表部を訪問。ワリード・アリ・シアム大使と会談を行い、現在のガザ地区の状況やパレスチナ自治政府とガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスとの関係などについてヒアリングを行うとともに、即時停戦を求めて、日本政府ならびに国連安保理に対して民主党として最大限尽力することを伝えた。
会談にあたって、鉢呂ネクスト外相がシアム大使に対して、「ガザで紛争が勃発して収まることがない。大変心配している」と述べ、現在も攻撃が続いていることに憂慮の念を示した。
その中で鉢呂ネクスト外相は、日本政府に対して、民主党としてガザ地区に対する緊急人道支援を実施するとともに、国連安保理の非常任理事国として、事態の沈静化と中東和平の実現に向けて、国際社会への働きかけを強めていくべきとの考えを申し入れたと報告。
さらに、一刻も早く戦火が止むように、両当事者に対して、あらゆる軍事活動を即時停止し、暴力による報復の連鎖を止めるようあらゆる方面に呼び掛けていく意向を示した。
なお、鉢呂ネクスト外相、犬塚議員は、シアム大使に来週開催される民主党の外務部門会議に、改めてパレスチナ自治区ガザの状況についてのヒアリングに応じてくれるよう要請した。
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