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2009/01/14
民意を問おうとしない与党が問題を作っている 簗瀬参院国対委員長
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 簗瀬進参議院国会対策委員長は14日午後、国会内で定例会見を行い、同日午後、国会対策委員長会談を行なったことを報告。昨日13日に衆議院で採決された第2次補正予算案をめぐる参議院民主党の対応について語った。

 はじめに簗瀬委員長は、衆議院予算委員会での無謀な採決に対して、断固とした抗議の意思を示すために、同日の参議院予算委員会を開かないことを自民党に伝え、その後、自民党の鈴木国対委員長から会談の申し入れがあったことを報告。

 会談では、不十分な審議にもかかわらず、委員長職権で採決を強引に決定したことについて、「(60日規定や予算の自然成立を見込んだやり方で)参議院から見れば、二院制を完全に無視している国会運営だ」と強く抗議したが、自民党側は、審議は尽くされていると強弁するのみで、話し合いは平行線に終始した。

 簗瀬委員長は、3つの重要な論点として、(1)経済と雇用(2)官僚と天下り(3)政治と宗教――が衆議院では審議不十分であったとして、鈴木委員長に対して、明日15日に再度行われる会談での回答を要請。衆議院の強行採決を補うような提案が示されない限り、参議院での審議に応じないとの考えを表明した。

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