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2009/01/17
政権交代で国民の声が届く政治を作ろう 鳩山幹事長、村上・大阪6区総支部長と訴える
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 鳩山由紀夫幹事長は17日午後、大阪府門真市の古川橋駅で村上史好・大阪第6区総支部長が主催する街頭演説会に参加。約400人の聴衆に国民の声が届く政治を皆さんと一緒に作り上げていこうと民主党への更なる支援を求めた。

 鳩山幹事長の演説に先立ち、村上総支部長が演説を行い、14年前の阪神淡路大震災で被害に見舞われた方々に対して、改めて心から冥福を祈るとともに、防犯対策には政治が責任を持って対策を取らなければならないと述べた。

 次に村上総支部長は、定額給付金について、「国民の7〜8割は税金の使い方をもっと有効にすべき」と反対していることに言及し、「その2兆円を小中学校の耐震工事や年金問題を解決するために使うべき」と強く主張した。

 さらに、「後期高齢者医療制度をはじめ、介護保険や国民年金など、財源が無いと言って、国民に負担を強いる政治がまかり通る一方、官僚の天下りは年間12.6兆円もの税金が使われていることが国民にとって有益か」と疑問を投げかけた。

 それらを踏まえ、村上総支部長は「国民生活に密着した政策に対して優先的に税金を使い、皆さんが安心して、将来に希望を持って暮らすことが出来るようしなければならない」と、税金の使い道を根本的に変える必要性を訴えるとともに、「今年こそ国民の決断で日本の政治を変える年にし、その役割を我々に託して欲しい」と更なる支援を求めた。

 続いて鳩山幹事長がマイクを握り、「村上総支部長と一緒に世直ししたい、政治を変えようと勇気を持って集まっていただいた皆さんに感謝したい」と挨拶。

 鳩山幹事長は現在の政治情勢について、「なぜ自民党は国民の声が聞こえなくなったのか」と問題を提起し、「これまで野党がだらしなかったことで政権にあぐらをかいてしまった結果、政策を官僚に丸投げするだけに成り下がった」と指摘。「真の民主主義を作るため、政権交代によって国民の声がしっかりと届く中で政策が生まれていく政権を我々が作っていきたい」と訴えた。

 また鳩山幹事長は定額給付金に対して、財務大臣の諮問機関である財政審議会が、先日、定額給付金を撤回すべきと求めたことに触れ、「政府が決めたことに真っ向から対立し、国民のためにならない選挙目当てのバラマキである定額給付金はやめろと言うことである」と切り捨てた。

 その上で鳩山幹事長は、「来週から参院で2次補正の予算審議が始まる。国民の貴重な税金をもっと困っている方々に厚く手当をすることが今政治に求められている使命である。そのためにも2次補正の予算審議に真剣勝負をかけていく」と意気込みを語った。

 最後に政府・与党が2次補正と本予算を衆参両院で平行審議する構えを見せていることに対して鳩山幹事長は、「国会を無視しているに等しい行為」と強く批判。「そのようなことを平然とやる麻生政権を倒して、国民生活が政治によって良くなるような、皆さんの声が届く政治を作るために全力を尽くす。そのために民主党と村上総支部長へ力を与えて欲しい」と呼びかけてマイクを収めた。

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