峰崎直樹参院予算委員会筆頭理事は21日夜、22日の同委員会開催が流れたことを受け、記者会見を行った。
峰崎議員は、野党4党で委員長に対し(1)雇用・経済、(2)行政改革・天下り、(3)政治と宗教――の3つの問題に関して参考人招致及び集中審議の開催を申し入れ、午前中から筆頭間協議を重ねてきたとこれまでの経緯を報告。しかしながら、与党側は締めくくり総括質疑を要求、与野党主張が折り合わず明日22日の委員会開催に至らなかったと述べた。
厳しい経済状況下にあって、課題が山積するなか、集中審議のみならず一般質疑をも開催できないことに対して峰崎議員は、「国民の皆さんに申し訳ない」と苦渋のコメント。引続き開催に向け、与党に対して要求し続けていく方針を示した。
会見には共産党の大門議員、国民新党の自見議員も同席、「締めくくり総括質疑を呑まなければ委員会を開かない」とする与党側の対応について、「異常であり理解できない」「重要な審議の場をなくすことに公憤してやまない」と、怒りをあらわにした。
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