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2009/01/22
並行審議を与党が強行するならば、それなりの覚悟をしたい 輿石会長
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 輿石東参議院議員会長は22日午後の会見で、国会運営や政策に関して記者の質問に答えた。

 冒頭、第2次補正予算案の採決をめぐり、同日は審議が中断している参院予算委員会の状況に言及し、「議、整わず、筆頭(理事)間で協議中だ。整えばまた再開するだろう。すべて今は予算委員会の現場に任せており、それを見守っていれば良い」と述べた。今日これからの協議の推移を見ながら、明日午後にも党幹部で懇談して対応を議論すると明かした。

 与党が来週にも衆院で、政府4演説を行うことを検討しているという報道に関しては、並行審議では参院はいらないという意思表示になると指摘。「そういうことをしてくれば、それなりの覚悟をしたい。私は覚悟はできていると、かなり前から申し上げている。その覚悟は微動だにしない。相手の出方しだいだ」とけん制した。

 09年度税制関連法案の附則に消費税の増税時期を記載するかをめぐり、自民党内では、増税時期を別途定めるという二段階方式でまとまったことについても質問を受けた。輿石会長は「二段階でしなければならないというのは不思議だ。それこそ国民をごまかそうとしている」として、これからの国会対応などにおいて、消費税が大いに争点になりうるという見解を示した。

 ソマリア沖の海賊対策として海上自衛隊を派遣する方向で政府が検討を進めていることについては、人の生命や財産を脅かす存在として海賊を阻止すべきは論を待たないとしたうえ、法案が出されれば精査し、海賊の阻止に貢献するため党としての考え方をきちんと整理する考えを示した。

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