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2000/11/22
補正予算成立で峰崎財政金融ネクスト大臣が談話
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参議院本会議が22日開かれ、2000年度補正予算が民主党など野党の反対にも関わらず成立した。
 民主党の峰崎直樹財政金融ネクスト大臣がこのことについて談話を発表した。


2000年11月22日

2000年度補正予算の成立について(談話)

民主党 財政金融ネクスト大臣
峰崎 直樹


1.  本日、総額4兆7,000億円あまりの2000年度補正予算が成立した。しかしながら、補正予算のもととなった事業規模11兆円の「日本新生のための新発展政策」が発表された後の株価の推移をみてもわかるとおり、すでに市場は厳しい評価を下しており、本補正予算が経済再生に資するとは到底考えられない。

2.  わが国経済は、いまだ先行き不透明な状況にあり、懸念材料は多い。そうした中で、財政健全化への道筋を何ら示すこともなく、安易に国債を増発することは、長期金利の上昇を招き、財政破綻への引き金を引くことになるのは避けられない。

3.  わが国経済を再生する唯一の道は、構造改革以外にない。選挙目当ての無責任なバラマキ経済政策に終止符を打ち、「苦い薬」をもあえて受け入れる覚悟をもって、規制改革や民間主導のIT革命、さらには財政構造改革を進めていくべきだ。

4.  今般の自民党の派閥争いは、自民党内には改革を断行する覚悟をもった人間が一人もいないという事実を如実に証明した。改革のできない自民党政権を一刻も早く倒すことが、政治空白を解消し、真の経済再生につながることを強く申し上げる。

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