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2009/01/23
山形から政権交代という大改革を 山形市内で小沢代表
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 小沢一郎代表は23日午後、山形県山形市内で記者団の質問に答えた。

 はじめに、山形県知事選挙への応援を決めた経緯に関して、現職の知事を相手に「本当に山形を変えなければいけない」「山形から国政も交代へ」と、みんなが一生懸命頑張り、非常に盛り上がっていると聞き、「もうひと踏ん張り、ひと押し頑張ってもらいたいということで激励に来た」と説明。民主党が支援する県知事候補については、「各分野、党派も超えてみんなで応援しようという人物だから、山形県の県政を担うにふさわしい方だと信じている」と語った。

 国政と県知事選挙の関係については、「現職知事は自民党に支持されており、自民党サイドで県政を行っていると思う」と述べ、小泉政権以来、国政は「とにかく社会保障も切り捨て、農林漁業の経費も切り捨て、効率だけを求める市場原理一辺倒で地方を切り捨てるという形の国の政治をやってきた結果、これだけ格差が生じてきた」と指摘。それに「右にならえ」とばかりに県政を行ってきた県知事のもとでは、本当に地域の人たちの生活を守る行政はできないとの認識を示し、「ここで発想の転換をし、『政治態勢を変えよう』と、地方、国を通じてお互いに頑張っていかなければいけないと思っている」と述べ、政治の転換の必要性を強調した。

 政権交代のかかった年の、一番最初の知事選挙の重要性を問われると、「地方政治も、国の今の仕組みを変えなくては本当の地方の時代は来ない」との見解をまず示し、霞が関で、中央官僚が地方行政の隅々までコントロールしている現在の仕組みを変えなくてはいけないと主張。「国政でのチェンジと、それに応じた地方でのチェンジと、両方あいまって本当に政権を代える。本当の意味の改革を行う、あるいは地方分権、地方政治で行うという意味での今年最初の選挙である」と分析。「山形から、東北から、政権交代という本当の大改革をやっていきたいという思いを、山形の県民の皆さんも持っているのではないか、私はそれに期待し、確信している」と語った。

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