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2009/01/25
地域が元気になるためにここで政治を変えよう 北海道11区・石川議員、小沢代表揃って訴え
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  小沢一郎代表は25日、北海道第11区の石川ともひろ議員が「石川ともひろと小沢一郎&鈴木宗男 新春ビッグ対談」と題して帯広市内で開催した集会に参加。蓮舫参議院議員の司会のもと、政権交代へかける思いを語った。

 夜半から早朝まで降り続いた大雪で足元が悪いなか、開場時間前から聴衆がかけつけ、予定していた会場は満杯となり、第二、第三のサテライト会場を用意する盛況ぶりで、集会は熱気に包まれた。

 最初に挨拶に立った石川議員はまず、悪天候のなか参集してくれた方々に心からの謝意を表明。昨年の11月に民主党の小沢代表と新党大地の鈴木代表のもとで、選挙協力の合意がなされたことを改めて報告。「小選挙区では民主党が、比例では新党大地がということで、お互いにこの北海道を、日本を元気にしていこうということで両代表間で握手が交わされた」と述べた。

 そのうえで石川議員は、小泉政権以降、地域の切捨て、弱者の切り捨てが行われてきたと指摘。また、国の財源が足りなくなると増税する、保険料が足りなくなれば保険料をアップする、それでも足りなければ国の借金を増やすということが繰り返されてきたと説明。さらには、地方への補助金の9割カット、また医療費や年金を減らすという給付削減が行われてきたと語った。

 「ここで政治を変えない限り、いつまでたっても地域が元気にならない。弱い人に光が当たる政治とはならない」と石川議員は指摘。「これ以上、麻生政権が続くのがいいとは思わない」とも述べ、石川議員は、定額給付金に代表されるようなムダな税金の使い方ではなく、「必要なところで税金を活かす形を政治家主導のもとで行わなければいけないと思っている」と表明。農林・漁業をはじめ、この地が発祥でもあるゲートボールなど、地域の魅力や素材を活かした政治をしていきたいと力説した。

 蓮舫参議院議員は参院予算委員会の審議に触れたうえで、定額給付金の問題に言及。「こんな政治を許していたら、皆様の政治が守れない、『国民の生活が第一。』、そんな思いで政治活動を展開している」と表明。民主党への支持を求めた。

 鈴木・新党大地代表は、本気で政権を変えたいとの思いで、小沢代表とともに選挙協力に調印したことを明かした。麻生・自民党のブレについても語り、「小沢代表は、私が見る限りブレない。この顔こそが政治家の本当の顔」だと述べて笑いを誘い、「いま必要なのは本物のリーダー」だとも強調。その本物のリーダーは皆様の思いをしっかり受け止める、小沢代表しかいないとも述べた。

 最後に小沢代表は、「私よりはるかに演説だけはうまくなった」と語って石川議員を紹介したうえで、「しかし、政治家はそれと同時に高い資質を伴わなければならない。その資質は本人の努力もあるが、国民の皆さん、主権者の皆さんがしっかりと指導し、支援して初めて、本当に皆さんを代表する政治家になれる」と語り、厳しく叱咤激励していただくなかで、石川議員を育ててほしいと要請した。

 小沢代表はまた、官僚と自民党とのもたれあい政治が長く続き、政権、政治を変えられないのは「国民の皆さん自身の責任でもある」と指摘。「次の総選挙は国民の皆さんにとって政治を変える、大切な大切な最後の機会だ」と訴え、米国同様に政治を変えるために選挙で一票を投じるという主権者としての行為を心して行使してほしいと聴衆に求めた。

 集会は政権交代へ向け「がんばろう」三唱で締めくくられた。

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