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2009/01/27
両院協の進み方見極める 野党4党国対委員長会談で山岡委員長ら確認
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 山岡賢次国会対策委員長は27日午前、国会内で、共産・社民・国民新の国対委員長との野党4党国対委員長会談に臨み、両院協議会の進み方を見極めて今後の国会対応を行うことを確認した。

 山岡国対委員長は終了後に会見し、冒頭、第2次補正予算案の取扱いについて両院協議会が開かれている時に、本予算に関する政府4演説を行うと決定すること自体が、両院制、憲法の趣旨からしても異常で、行うべきでないという民主党の見解を改めて主張した。

 山岡国対委員長はそのうえで、与党が衆議院本会議を開いて政府4演説を行うための議院運営委員会の開会を、昨晩職権で決めたことを批判。「第2次補正をやっている最中に、本予算というものは存在しない。二院制である限り、衆議院と参議院は別々である。そこで予算をやっているときに衆議院で別の予算をやるということは、反対というよりも、存在しない。したがって我々はそれには参加できない」として、これから粘り強く正常な状態に戻すよう、両院協議会が終わってから本予算の審議に入るよう交渉すると考えを示した。

 野党国対委員長会談では、山岡国対委員長が26日の動きと民主党の見解を報告。両院の議長による話し合いなど諸々の動きがあることも踏まえ、両院協議会の動きを見極めて今後の対応を行うことで一致した。

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