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2009/01/28
総務省の「わたり」あっせんについて(コメント)
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民主党『次の内閣』ネクスト総務大臣
原口 一博

 27日、政府は民主党の岡本充功衆議院議員の質問主意書に対する答弁書の中で、2006年〜2008年までの3年間で、官僚が天下りを繰り返す「わたり」あっせんの件数が11省庁で32件あったことを明らかにした。そのうち、総務省が6件と最も多い。

 各省庁が「わたり」のあっせんを行ってきたことそのものが大きな問題であることは言うまでもない。ましてや、国家公務員の定員管理や給与水準の変更など政府の人事政策の中枢を担う総務省による「わたり」のあっせんが最も多いことは言語道断である。

 また、政府が発表した件数は「現時点で確認されたもの」に過ぎない。今後、国会等の場で政府に対して32件以外の「わたり」あっせんの有無、さらに受け取った給与や退職金の総額など「わたり」の実態を厳しく追及する必要がある。

 麻生総理は、各省庁の「わたり」のあっせんを認める政令を閣議決定し、今後もこの愚行を継続するとしている。民主党は政権交代を実現し、「わたり」のあっせんはもちろん、中央省庁による天下りのあっせんそのものを全面的に禁止する。

以上

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