山岡賢次国会対策委員長は5日午後、野党4党の国対委員長会談に出席。参議院における第2次補正予算の関連法案の進め方および衆議院予算委員会の対応と、東京オリンピック招致に関する国会決議の対応について意見交換を行なった。
終了後の会見では、関連法案について、9日に民主党提出の対案も併せて参議院で趣旨説明を行い、10日と12日に財政金融委員会において審議を行うため、その間、衆議院予算委員会は行なわない方向で調整することを確認したと報告した。
またオリンピックについては、野党それぞれ反対もしくは賛成しかねる意見であるが、民主党としては、まだ国会で決議するほど煮詰められていないことから、今後の関係者の動きをかんがみた上で改めて判断すると語った。
山岡国対委員長は、参議院での関連法案の審議入りについて、民主党が反対していると自民党が喧伝していることについて、「(衆議院予算委員会の日程を職権で決めたことによって)自分たちでできないようにしておきながら、それを人のせいにする。そこまで権威や品位をなくしたことをなされるのかなという思い」だと批判した。
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