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2009/02/07
岡田副代表ら、タイのアピシット首相と日タイ友好関係の強化を協議
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 岡田克也副代表は7日午前、タイのアピシット首相と会談した。

 冒頭、岡田副代表は、アピシット首相との再会を喜ぶとともに来日に歓迎の意を表明。改めて首相就任に祝意を表した後、経済、政治情勢について、忌憚のない意見交換が行われた。

 岡田副代表は「世界的な経済危機の中で、日本も厳しい状況にある。十年前のアジア経済危機の際には、日系企業は頑張って撤退しなかった。今回もタイとの関係を大切にして、歯を食いしばって頑張っている。アジアが世界の希望であるように、タイにおいても、政治の安定、経済・投資環境の整備に一層の努力をしていただきたい。また日本企業へのケアをお願いしたい」と呼びかけた。

 これに対して、アピシット首相は「政治の正常化が喫緊の課題。今は着実に安定化に向けて進んでいる。日系企業の方とも話をしており、タイでの努力に感謝している。消費、需要の喚起が大切。ASEAN首脳会議、ASEANプラス3などでも他国と語りあい協力して進めていきたい」と応じた。

 また政権交代について、前回岡田副代表と会談した際は、お互い野党の立場であったことを述懐。今回、タイのために他の党の議員たちも協力するなかで政権が発足したと述べた。岡田副代表は「今年は選挙の年。私たちも政権交代こそ日本に必要な最大の改革と思っている。必ず実現したい」と意欲を伝えた。

 さらに、同席した鉢呂吉雄『次の内閣』ネクスト外務大臣は、韓国への日本人観光客が増えている例をあげて、日タイ間の観光政策の推進について提案したところ、同席した観光大臣より、観光客保護の新たな法律などの紹介があり、さらに進めていくとの意向が表明された。

 最後に岡田副代表、アピシット首相両者で、さらなる日タイ関係の強化・発展への努力を誓いあった。鉢呂ネクスト外相のほか、白眞勲ネクスト外務副大臣・国際局副局長、犬塚直史参議院外務防衛委員会委員が同席した。

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