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2002/04/03
農水相・鈴木議員をかばうのは「総理として失格」鳩山代表会見
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 民主党の鳩山由紀夫代表は3日の定例会見で、2日に提出されたBSE問題調査検討委員会の最終報告書と鈴木宗男議員との異常な関係が指摘された外務省職員の処分発表について言及し、両問題において小泉首相が全くリーダーシップを発揮していないと強く批判した。

 まずBSE問題では、農水省の重大な失政が指摘されたにもかかわらず、首相はその責任者の武部農水相を替えないと言及していることについて、「一内閣一閣僚の呪縛にかかり、身動きがとれないようだが、国民を大事に考えれば、一刻も早く農水相を辞めさせるべきだ」と首相の保身を指弾。

 また、外務省不祥事の処分については、鈴木議員との不適切な関係など、その具体的な理由を伏せている点を指摘し、「いかなる理由で処分したのか、国民の前に示すべきだ」と述べ、処分で一件落着を装うとする川口外相の対応を批判。

 こうした一連の失政において、農水相や鈴木議員の肩を持つ首相に対し、鳩山代表は「一国の総理として失格だ」と糾弾した。

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