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2009/02/12
麻生首相の発言は「ダメ押しの致命傷」 菅代表代行が会見で
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 菅直人代表代行は12日夕の定例記者会見で、麻生首相が5日の衆議院予算委員会で郵政民営化に反対だったと発言したことについて、「与党の中でも深刻な問題となり、ダメ押しの致命傷になるのではないか」との見解を示した。

 また、記者団の質問に答え、「(国民の)99%の人がトップリーダーとしてこれで大丈夫かと思っているのでは」との見方を示し、単に永田町の中だけではなく、国民から見捨てられているとの認識を明らかにした。

 経済対策について、政府の第2次補正予算、本予算ではトゥーレイト、トゥーリトルであると批判。またその内容についても、意味のあるものになっていないとしたうえで、現状の経済情勢では、失業者に意味のある仕事、例えば介護などの仕事をしてもらい、所得を得ることで消費を拡大させる対策が必要との見解を示した。そのうえで、民主党の景気・経済対策は金額も政府を上回っており、内需拡大など内容的にも政府・与党案より優れているとの見解を示した。

 予算委員会の審議ペースの関する質問には、「矛盾がどんどん明らかになっており、内容的は野党ペースで進んでいる。これからもしっかりやっていきたい」と答えた。

 また、麻生首相の発言について、小泉元首相が笑っていたとされる報道の感想を問われ、「小泉内閣の時に、麻生総理は政調会長、総務大臣となり、総理候補の一人となった。その意味では、安倍、福田、麻生の3代の内閣は小泉さんがつくった。笑う前に、自らの眼力のなさを恥じるべき」と厳しく批判した。

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