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鳩山由紀夫幹事長は１５日午後、同県第１区・仙谷由人衆議院議員（県連代表）、同県第２区・高井美穂衆議院議員、同県第３区・仁木博文総支部長、中谷智司参議院議員とともに徳島県美馬市内で会見した。
冒頭、麻生内閣の支持率が一ケタをうかがいそうな数字であるという世論調査結果への感想を求められた幹事長は「国民の皆さんが完全に麻生政権、あるいは麻生首相を見放した結果だと理解する。当然の数字ではないかと思う」と答え、総理大臣になることを目的とし、信念もないことが知れ渡った結果ではないかと見解を示した。
特に、郵政民営化の波に乗って当選した多くの自民党議員たちの勢いに乗じて総理大臣になったにもかかわらず、その原因の部分を否定する「郵政民営化見直し発言」によって、あきれ果てて国民の皆さんの心が離れたと指摘。一刻も早く退陣をして、野党である民主党に政権を明け渡すべきとしたうえ「私どもはすぐに選挙管理内閣を作り、国民の皆さんの期待にこたえ、解散・総選挙ののちに政権交代を果たす」と語った。
四国４県の選挙区情勢については、全勝する勢いで優れた若手の候補者を擁立して戦っており、徳島県でも、現職は十分に小選挙区で勝利をつかむことができるという見解を示した。３区については「彼ほど望まれている人材はいない」として、県民の皆さんに理解を得ていく考えを示した。
鳩山幹事長は、高知、香川、愛媛３県でも優れた候補者が出揃ったとして、民主党の公認候補者の全員当選を目標にしていくと表明。「少なくとも、過半数が小選挙区で勝利しないかぎり政権交代はあり得ない。そのくらいに思っているし、まさにそのくらいの勢いは、十分に四国の中にある」と現状を分析した。
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