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鳩山由紀夫幹事長は１５日午後、徳島県美馬市で「『徳島から政権交代』美馬集会」に出席、１０００名を超える聴衆に、日本を大きく動かすうねりを起こそうと呼びかけた。中谷智司参議院議員が司会を務め、同県第１区・仙谷由人衆議院議員（県連代表）、同県第２区・高井美穂衆議院議員、同県第３区・仁木博文総支部長がそろい踏みで挨拶した。
仙谷議員は、この前の総選挙で過大な議席を得た与党は、審議を端折り、質問時間を放棄して、さっさと法案を数で通そうとするようになった結果、障害者自立支援法のように国民のみなさんにとって不都合な話が多すぎる事態になっていると指摘。政治に対してもう一度関心を持ち、本当かごまかしかを見極めてほしいと、国民のみなさんによる政権選択の意義を強調した。
鳩山幹事長は「徳島から政権交代、日本を大きく動かすうねりを起こす」としたうえ、３人の総支部長について「それぞれの立場から、とことん『いのち』を大事にする、社会的に弱い立場に立たされている人たちに、政治から愛のメッセージを送りだしてほしいと思っている」と紹介。
国民の皆さんのために政治があるという思いで、官僚任せにしない、国民とともに政策をつくり、行動すると表明し、改革という美名のもとに広がった格差を、国民の皆さんと一緒に新しい政治を作りあげることによって、解消させたいと訴えた。
仁木総支部長は「今度こそ、政治を変えたい」と訴え、「医療一つをとってみても、今までと同じ流れで待ってはいられない」と、住民主導の地域医療再生への取り組みを紹介。「納得できる安心の地域医療をつくることが政治使命だ」と決意表明した。
高井議員は「政治に懸ける思いは強くなる一方だ」と、地方や立場の弱い方々を真っ先に厳しいところへ追い込むような、おかしなことばかりの今の政治を、政権交代で変えなければならないと主張。税金の使いみちを透明にし、責任を持つ政治を行うとした。
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