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2009/02/20
「自民党政治の終焉を物語る」麻生・小泉言い争いを 鳩山幹事長が会見で
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 鳩山由紀夫幹事長は20日午後の記者会見で、麻生首相と小泉元首相との間で「言い争い」ともいえるやりとりが展開していることについて、「かんぽの宿で化けの皮がはがれそうになった小泉さんと、麻生降ろしがビュービューと吹いているなかでの麻生さんと、お互いがメンツを争っている。これは自民党政治の終焉を物語っている」と酷評した。

 また、自民党のなかの麻生降ろしについて、「誰が総裁に選んだのか。正義ぶっているのかもしれないが、自民党には麻生総裁を選んだ責任がある」と批判した。

 そのうえで、「国民にはそんな茶番劇は通用しない。下野して小沢総理のもと選挙管理内閣をつくり、一刻も早く総選挙をする。それで初めて国民の皆さんの信頼を得る政治が戻ってくる」と、麻生首相の退陣、自民党の下野を求めた。

 また、朝日新聞の緊急世論調査の結果(内閣支持率10%台前半、早期退陣7割前後)についての所感を記者から問われ、「正常な神経なら、総理の職を辞さなければならないと判断されるべき。職を辞することが日本を救う唯一の道」と述べた。

 さらに、麻生首相の政務秘書官が、私立大学医学部への入学に関して口利きをしたとされる問題で、河村官房長官が「問題なし」と発言したことについての所感を問われ、「口利きではないと認識であるとすれば、その意識が問題。金銭の授受があったどうかが問題ではない。異常と思わない体質が問題と重ねて申し上げる。権力の濫用は慎むべき」と批判した。

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