鳩山由紀夫幹事長は24日の常任幹事会で、自公政権と国会の情勢について「麻生内閣の支持率は一ケタ台にまで落ち込んだ調査結果も出てきており、麻生内閣はまさに消え入りそうな状態だ。しかし、2009年度予算案の衆議院での審議が大詰めを迎え、参議院では2008年度2次補正予算の関連法案の審議が進んでおり、国会は緊張感が高まっている」と指摘したうえ、「政治は生き物なので、何が起きるかわからない。どんな場合でも、緊張感を持って対処してもらいたい」と要請した。
27日にも行われるとみられる2009年度予算案の衆議院通過後、すでに国民から不信任を突きつけられている麻生内閣の求心力がさらに低下し、政局の流動化も予想されることから、柔軟かつ迅速な対応ができるよう求めたものとみられる。
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