トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2002/04/05
パレスチナ紛争停止と対話再開への努力を外相に申し入れ
記事を印刷する



 5日昼、民主党の伊藤英成NC(ネクストキャビネット)外務・安全保障大臣は、中川正春外務筆頭理事、首藤信彦外務理事を伴って、川口順子外相と会談し、パレスチナ紛争の即時停止と対話の再開に向けて、わが国があらゆる外交努力を払うよう申し入れをおこなった。

 会談では、民主党がさる2日に、(1)国連安全保障理事会決議に従い、イスラエル政府が軍事侵攻を即時停止しパレスチナ自治区から撤退すること、(2)パレスチナ自治府が自爆テロ停止のためのあらゆる措置をとること、(3)米国が、イスラエル政府が軍事侵攻を即時停止し撤退するよう強く説得すること、(4)イスラエル・パレスチナが、国際社会の和解調停努力に協力し、対話の再開をすることを内容とする談話を発表、リオール駐日イスラエル大使に同内容を申し入れたこと、同大使は本国に伝えるとともに民主党の努力への協力を約したこと、民主党は議員の派遣も視野に取り組んでいるなどの経緯を説明した。

 その上で、日本政府としてもこの内容が実現するよう積極的に外交を展開すること、またその際に、わが国の駐イスラエル大使が不在であることは中東和平へのわが国の姿勢を問われかねないことから、駐イスラエル大使を速やかに任命することなどを川口外相に強く要請した。

 これに対し川口外相は、「民主党の活動、そして駐日イスラエル大使に申し入れを行った行動力をあらためて評価したい。自分も危機感を持っており、しっかりと対応したい。イスラエルには茂田大使が入り、また従来から現地大使館で緊密な外交関係を構築してきたところであるが、駐イスラエル大使はできる限り速やかに任命をしたい」と話した。

関連URL
  (→ パレスチナ紛争の即時停止と対話の再開に向けての申し入れ )
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=10655
記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.