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2009/03/01
政権交代で公正な社会、新しい日本へ 前原副代表、石井・兵庫7区総支部長らが熱弁
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 兵庫県芦屋市で1日、市内にあるラポルテホールで民主党時局講演会が行われ、前原誠司副代表・石井としろう兵庫7区総支部長らが政権交代の必要性を訴えた。

 最初に辻やすひろ参議院議員が「選挙に勝利し、日本を変えよう」と挨拶。

 続いて石井としろう・兵庫県第7区総支部長が弁士として登壇し、「政権交代にかける決意」と題して講演。世間を騒がせている「かんぽの宿」の問題を取り上げて「不透明・不公平なこれまでの政治の象徴。今年の衆院選はこういった政治を打破し、『官僚の立案をそのまま行う政治』から『国民に選ばれた政治家が立案し、政策を積み上げる政治』へと脱皮する最大のチャンス。それこそが真の民主主義のあるべき姿」と熱弁をふるった。

 最後に「何故、政権交代が必要なのか」と題して講演した前原副代表は、「例えば『財源難』を理由に医療分野の予算が削られ、医師は疲弊して国民は不安を抱いている。一方で行政のムダはまだまだ山積している」と指摘。また「天下りなど行政のおかしな実態を正していくことで財源を捻出し、国民の皆様の不安を解消していかなくてはいけない」などと具体的に一つ一つ例を挙げながら政策を語り、「官僚との繋がりが強すぎて自民党にはできない。日本を変えるためにはしがらみの無い民主党が政権を奪取するしかない」と訴えた。

 会場は立ち見でも収容しきれずに入り口の扉からあふれるほどの超満員で、「政治を変えたい、政治で何とかしてほしい」という国民の思いを代弁するような熱気。ある参加者は講演を聴いた後「今は100年に一度といわれる不景気。政治がしっかりしないとどうにもならない。自民党にはとても期待できないので、民主党に期待したい」と語り、満足した様子だった。

 講演を終えた前原副代表と石井総支部長は地元市議らとJR芦屋から芦屋市、西宮市を街宣。街行く人々に党の政策を訴え、聴衆からは声援も飛ぶなど最後まで熱気を帯びた一日であった。

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