岡田克也副代表は14日午後、大阪府を訪れ、「民主党大阪府第3区総支部演説会」に出席し、300人を超える参加者を前に、中島正純総支部長とともに演説を行った。
岡田副代表の挨拶に先立ち、演説を行った中島総支部長は、「私は机の上で仕事をしてきたのではない。ひとたび110番がかかれば現場に急行し、事件に触れてきた」と、元大阪府警察官としての自身の経験に触れた。「ときに人間模様にまで踏み込んで捜査し、それでもなおいくつもの壁にぶつかってきた。だからこそこの国の防犯対策を根本から変えたい」と熱く語ると、場内から拍手と歓声が起こった。
続いて登壇した岡田副代表は、「政権交代のある政治こそが、政治の質を上げる」と政権交代の必要性を訴えた。また、「選挙とはとても大事なものだ。その選挙によって選ばれた政権は、責任を持って国を導かなければならない」と、後手に回った経済対策をはじめ、政府の対応を批判した。
また、演説会の最後では岡田副代表と有権者との質疑応答が行われた。ときおり会場内には笑い声が漏れる中、内容の濃い、真摯な意見が交わされ、岡田克也副代表は更なる民主党への支持を訴えた。
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