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2002/04/12
【衆院内閣委】五十嵐議員、自民参院幹事長の道路公団疑惑を追及
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 12日、民主党の五十嵐文彦議員は、13件の公共道路工事が一旦凍結され、その後再開された問題で、道路公団の内部文書を基に、青木幹雄・自民党参議院幹事長による圧力の有無および事実関係を厳しく追及した。

 問題の工事は島根県の仏経山トンネル西地区工事で、3月19日に飛島建設と小松建設のJVが落札した。この工事は凍結以前に、談合で建設落札業者が決まっているとの情報が民主党に寄せられていた。今回五十嵐議員は、工事の凍結を知った青木議員が、12月19日と20日に道路公団と国土交通省の道路局に電話をかけた時の詳細なメモを読み上げ、事実がどうかを質した。

 道路公団の藤井総裁、道路局の大石局長は電話があったことは認めたが、青木議員からの圧力や「この件では公団と闘う」という言葉については明言を避けた。五十嵐議員はまた、検事とこの件で会ったかどうかを質したが、藤井総裁は「検事と認識した人に会ったことはない」と答えた。

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