平田健二参院幹事長は24日午後、国会内で定例の記者会見を行い、小沢一郎代表の西松建設問題や09年度予算案および予算関連法案の今後の審議日程などについて語った。
はじめに平田参院幹事長は、小沢代表の西松建設問題で、政治資金規正法違反の容疑で逮捕された公設第一秘書の拘留期限を同日に迎えるにあたって、「検察が何らかの判断を示すことと思う。公正な判断であることを望む」と所感を述べ、冷静に事態を見守り、引き続き党として一致結束していく方針を改めて述べた。
次に09年度予算案ならびに予算関連法案の今後の審議日程について平田参院幹事長は、「与党側の予算委での現場からはできるだけ早く採決という申し入れがあった。最終的には明日25日の参院予算委員会終了後に開催する理事懇談会で日程の協議を行い、その結果で判断していくことになる」との見通しを語った。
加えて、今後の予算審議の考え方について、「我々はいたずらに審議を引き延ばすようなことは考えていない」と見解を示し、しっかりと審議が尽くされた後に採決が行われるとの考えを述べた。
最後に09年度予算案の採決を巡り、両院協議会の開催が予想される中での民主党の対応について質問を受けた平田参院幹事長は、「今日の役員会で対応について協議したが参院側に一人ということになり、参院役員会ではこれから対応を協議していく」と語った。
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