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2009/03/27
政権交代後の来年は国民の側に立った予算を組みたい 09年度予算成立後に幹事長
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 鳩山由紀夫幹事長は27日夜、09年度予算案および関連法案が衆議院で3分の2以上の与党の賛成多数で再可決、成立したのを受け、国会内で記者団に答えた。

 「くやしい」と切り出した鳩山幹事長は、「せっかく国民の意思にそって、こんな予算では景気が良くならない。修正して出し直せとの思いで参議院で否決したが、衆議院において3分の2で可決をみてしまった。私どもの力不足で国民の皆さんの期待に応えられなかったのは残念」と語った。

 その中身については「この予算では決して経済が良くならない」と改めて指摘。こうした危機的な経済状況のなか、まさにトゥーリトル、トゥーレイトというような予算を組んでどうするのだという思いだとも述べ、その点については政府自身も認めているからこそ、すぐに補正予算を組むという状況になっていると分析した。

 「こういう面子の問題にこだわって、本来間違っている予算を直そうとしない。こういう体質を民主党が政権をとったら変えたい」とも表明。道路特定財源の一般財源化や地方分権についても「実際には偽者で(従来の)形がそのままに残っているような予算であっただけに、国民の側に立った予算を来年は組みたいという思いを強く感じた」と述べた。

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