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2002/04/18
【衆院本会議】鮫島議員、地球温暖化対策の哲学を問う
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 18日、衆議院本会議において、政府提出の「地球温暖化対策の推進に関する法律の一部改正案」の趣旨説明が行われ、民主党・無所属クラブを代表して鮫島宗明議員が質問に立った。

 鮫島議員は冒頭、本会議場の炭酸ガス濃度に触れ「外気の1.5倍、550ppm程度、京都議定書で2100年の目標としている濃度」であるとして、「感知する能力を人間は備えていない」ことに、温暖化対策の難しさがあると指摘した。

 続いて鮫島議員は、森林の吸収枠の使用はやめるべきだと指摘し、「文明の転換の視点が不可欠」と主張。原子力発電の発電コスト、目標達成計画の策定状況、ロシアの京都議定書批准などについて質した。

 質問に対して平沼経済産業相は「発電コストは5.9円。事業者の利益に反する部分があるのでこれ以上は詳しく申し上げられない」、大木環境相は「3.6%削減という約束を達成するため、森林を整備しながら、森林吸収枠を活用する。一般市民の考えも受け入れながら、計画をつくる」、川口外相は「引き続き積極的に働きかけていく」とそれぞれ答えた。

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