民主党はじめ、社民党、国民新の野党3党は17日夕、国対委員長会談を開き、ソマリア沖の海賊対処法案等の対応について協議した。会談には山岡賢次国対委員長のほか『次の内閣』ネクスト外務大臣の鉢呂吉雄議員も出席した。
会談後の会見で山岡委員長は、海賊対処法案の取り扱いをめぐって15日に3党で国対委員長会談を行い、各党の意見が取り入れるような形を検討してきたと表明。海賊に対応できるような海上保安庁の体制整備を行うことと、一定期間で見直を行っていくとの考えを加えたと説明した。
「本日打ち合わせをしたところ、だいたい各党の意見は出尽くしたということで、これを持ち帰って各党で検討し、来週火曜日の与野党国対委員長会談の直後に、最終的な結論・態度を持ち寄ることになった」と明かした。
いずれにしても、各党間で歩み寄りを行っていると重ねて述べ、「社民党のなかにもいろいろな意見があるのは事実だが、かなり前進しているという評価はいただいている」として、この問題については連休前に結論を出す意向であるとした。
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