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2009/05/12
「補正予算案は史上空前のムダ遣い、審議不十分、強行採決には強固な拒否示す」山岡国対委員長
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 山岡賢次国会対策委員長は12日午後、国会内で野党国対委員長会談に臨み、会談終了後に会見を行った。

 同日、衆議院本会議後に予算委員会の理事会が行われ、午後3時からもまた、理事会が行われる予定であるとしたうえで、「その場で、13日に(09年度補正予算案の採決を)強行するということを職権で決める様子である。また、大島自民党国対委員長からも13日に強行するという話であった」と説明した。

 そうした状況を踏まえ、民主党としては同日、役員会と常任幹事会の間に3役懇を臨時に開き、その対応を検討したことを明かした山岡国対委員長は、「結論は、今度の補正予算はまず補正ではない、その中身は史上空前の国民の税金の単なるムダ遣い」であると指摘し、「断固、認めるわけにはいかない」と強調した。

 同時に、「そういう強行の姿に対しては、今までと違った形で、強固な拒否をするということを(党として)決定して3野党会議に臨んだ」と述べ、結果的には3野党ともに同じ対応を取ることで一致したと語った。

 13日には衆議院予算委員会、本会議ともども「時期尚早、審議はまったく不十分。ただただ時間を消化すればいいというやり方に対しては了承するわけにはいかないということできびしく臨んでいくということで一致した」と重ねて語り、「委員会(の対応)は現場にもまかせるが強固に抗議していく、抗議をして最終的にはボイコットをする。また本会議は討論も含めてボイコットする」と表明した。

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