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2009/05/12
一致団結して補正予算案はじめ国会審議に臨んでいく決意を表明 平田参院幹事長
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 平田健二参院幹事長は12日午後、国会内で定例の記者会見を行い、小沢代表辞任と衆院で審議中の09年度補正予算案への参院での対応について記者団に語った。

 はじめに平田参院幹事長は、昨日の小沢代表が辞任の意向を表したことについて、同日午前に行われた役員会、常任幹事会で小沢代表の辞任を了承したことを報告。さらに同日夕に両院議員総会を開催し、次期代表を選出するための手続きについて報告、承認の場とすることを説明した。

 また、小沢代表の辞任について平田参院幹事長は、「いろいろな見方はあるが、参院は一致団結して国会審議に臨んでいく」との考えを表明した。

 次に09年度補正予算案について、「予算案の中に46の基金を作ると提案されている。基金の中身は非常にあいまいなものが多く、衆院の予算委員会で46基金一つ一つの内容を検討すると与謝野財務大臣、衛藤予算委員長も約束したにも拘らず、明日の衆院予算委員会での採決を強行に行うとされている。誠に心外である」と厳しく批判。

 さらに、「本当に46の基金が必要なのか。今回の補正予算が本当に今の経済状況を改善できる予算案なのか。金額は大きいが政策はバラマキではないか」と述べ、46の基金の中身を約束しながら精査することを無視する政府・与党の行動を許すことはできないと断じた。

 そのうえで平田参院幹事長は、「議論を尽くさないまま、衆院で強行採決され、参院に送られたなら、我々は46の基金について一つずつ議論をしたいと思っている。国民が納得でき、補正予算が実行されて本当に景気が回復出来るかどうかしっかりと検証しなければならない」と参院での対応についての考えを述べた。

 そして平田参院幹事長は、「参院での審議がスムーズにいくかどうかは衆院の審議状況で変わっていく。そのためにもどのような形で参院に予算案が送られてくるかを注視していく」と述べた。

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