両院議員総会が12日夕、党本部で開かれ、小沢一郎代表の辞任、新代表選出特例規定が承認された。
冒頭、小沢代表が代表就任以来の丸3年の支援に感謝の言葉を述べ、「最終の決戦である総選挙が目前。挙党一致の態勢をより強固にすることで、国民の理解を得る、政権交代できると確信している。身を引くことで挙党一致をより強固にすることができれば本懐。国民のために、国民の側に立った政治、国民の生活が第一の政治を実現する。本格的な政権交代、議会制民主主義の実現。政権交代は大目標であり、民主党の使命」と政権交代実現のために、代表を辞任すると挨拶した。
この代表辞任を承認した後、鳩山由紀夫幹事長が常任幹事会で決定した代表選挙の特例規則を提案した。鳩山幹事長は、このなかで、総選挙が間近であり、国会では補正予算審議の最中であることなどを理由に、党員・サポーターによる代表選挙は行わず、党所属国会議員による代表選出、16日に両院議員総会を開き新代表を選出することなどを説明した。
この提案を受け、挙党一致を実現するためにさまざまな意見が出された。鳩山幹事長が丁寧に説明し、提案は了承された。
この後、古川元久中央代表選挙管理委員長が、詳しい代表選挙の日程、実施要領を説明した。
決定された代表選挙の日程は以下の通り。
期日:5月16日 会場:都内ホテル
午前9時 代表選挙告示・立候補届出受付
午前10時 立候補届出受付締切
午前11時 不在者投票開始 12時まで
午後12時半 両院議員総会開始
代表選挙投開票・新代表決定
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