輿石東参議院議員会長(代表代行)は13日午前、国会内で開かれた民主党・新緑風会・国民新・日本の議員総会で挨拶し、政権奪取に向けて一致団結を改めて呼びかけた。
輿石会長は、6月3日までの通常国会の会期が残すところあと21日だとしたうえで、約15兆円にも及ぶ「まやかし、バラマキ」の2009年度補正予算案が衆議院で同日にも強行採決される見通しであることについて、「12日の両院議員総会において小沢一郎代表の辞任が正式に決定、16日には新代表を選出し反転攻勢をかけていく、その隙を狙ってどさくさにまぎれてやろうとする最後のあがきを許すわけには行かない」と、政府・与党の動きをけん制。「心をひとつにし、この挑戦、至難を乗り越え、政権奪取に向け一致団結していこう」と改めて結束を呼びかけ、より一層の協力をと求めた。
総会では、平田健二参院幹事長、簗瀬進参院国会対策委員長、福山哲郎参院政審会長、小川勝也議院運営委員会筆頭理事が、今後の日程などについて報告に立ち、同日の本会議で質問に立つ轟木利治議員が力強く決意表明、「ご声援よろしく」と呼びかけた。
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