トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2009/05/14
小沢代表、あちは・岐阜5区総支部長と政権交代で「国民の生活が第一。」の政治の実現を誓い合う
記事を印刷する





 小沢一郎代表は14日夕、岐阜県多治見市を訪れ、あちは吉信・岐阜県第5区総支部長が主催する会合に参加。集まった850人の支持者に対して政権交代を実現し、国民のための政治をつくるために民主党への大きな支援を求めた。

 はじめに小沢代表が挨拶に立ち、集まった支持者の方々に対して感謝の意を述べ、あちは総支部長に皆さんの思いを託してもらえれば、必ずこのふるさとをしょって立つ人間になると語った。

 次に小沢代表は、「かつて日本は大都会も地域もあらゆる職業に就いている人にも公正、平等で豊かな社会であったが、この10年の間に急速に所得や地域間の格差が大きくなった」と指摘。その原因は、これまでの自民党政治による産物で、それが現在の姿となって表れていると語った。さらに小泉政権の下での市場原理、自由競争主義が、強いものだけ生き残ればよいという社会にしてしまい、格差の拡大に歯止めがきかなくなったったことを強調した。

 そして小沢代表は、「このまま今の政治を続けていたなら、間違いなく国民生活、地域社会は崩壊する」と日本の危機を訴え、「我々は本当に皆が幸せに安定した生活を送れるように『国民の生活が第一。』の考えの下で今の政治を転換させなければならない」との考えを示し、そのためには地域の方々一人ひとりが信頼できる政治家を国会に送る必要があると説いた。

 そのうえで、「本当の民主主義の社会は、皆さんが政治を変えることが出来ること。来るべき総選挙は日本にとって国民一人ひとりの生活にとって最後の選択のチャンス」と位置づけるとともに、「政権交代を実現し、国民のための政治、このふるさとに生まれてよかったと思える地域社会をつくるために我々も全力で頑張る」と決意を表明。「保守王国と言われてきたこの岐阜5区からあちは総支部長と一緒に政治を変えよう」と述べて挨拶を締めくくった。

 続いてあちは総支部長が挨拶に立ち、集まった方々に対して謝意を述べた。

 あちは総支部長は、昨日衆院で強行採決された09年度補正予算案について言及。本予算とあわせると44兆円もの借金という国債を政府・与党は発行したこと、消費税に換算すると今年一年で23%分の負担を国民に押し付けていることになると説明した。

 さらにあちは総支部長は「麻生首相は天下りやわたりを止めさせると言っておきながら、景気対策という名をかたり、天下り法人に15.6兆円もの予算をつけた」と指摘。「おかしなことをやっている政治が日本をおかしくしてしまった」と述べ、日本の世直しがどうしても必要であると訴えた。

 そして、「麻生首相が次期総選挙において消費税増税で挑んでくるなら、私は天下りの全廃をもって、立ち向かっていく」と力強く決意を表した。

 最後にあちは総支部長は、小沢代表が代表職として最後にこの岐阜5区を訪れた意味について、「次の総選挙で岐阜5区が天下分け目の関が原になる。岐阜5区が変わらない限り、政権交代はできないという思いでこの地を選んでいただいた」との見解を示すとともに、「日本の将来を占うためにも、この生まれ育ったふるさとに命を賭け、火の玉となって全力で前に進んでいく」と改めて政権交代に向けて決意を述べた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.