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2009/05/20
野党3党国対委員長会談で終盤国会の対応を意見交換
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 山岡賢次国会対策委員長は20日午前、国会内で、社民、国民新の両党国対委員長と会談し、終盤国会の対応などについて意見交換した。

 山岡国対委員長は終了後の会見で、6月3日までの通常国会の会期について「与党の出方は最初から延長ありきだった」と指摘。7月のサミットや東京都議選に合わせて延長したいという姿勢がありありだったが、最近はさらに8月に延ばし、場合によっては新総裁での10月の選挙も念頭に入れながら検討を始めているのではないかという見解を示した。

 そのうえで、09年度補正予算案や関連法案、そのほか海賊対処、国民年金、消費者庁などの重要法案の審議について、あたかも野党が意図的に引き伸ばすから延長するという理屈付けにしようとしているふしがあると述べ、そういうものに乗せられないようにしていこうという認識で一致したと語った。

 山岡国対委員長は「元より政局的に考えて早く上げようと考えているわけではない。国民の皆様がよく理解をし、納得をされるという意味での十分な審議をする。このことを曲げるつもりはない」と強調。会談でも、意図的あるいは無意味な引き伸ばしや抵抗をするつもりはなく、しない方向で行くこと、会期の大幅延長の必要は全くないこと、引き延ばしをさせようという意図で野党提出法案の引き延ばしもしないことを確認したと述べた。

 山岡国対委員長はまた、幹事長・国対委員長会談で後半国会に向けた情勢分析、意思確認をしたいと述べ、引き続き意思の疎通を図り、野党共闘で臨む考えを示した。

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