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2009/05/20
参院国対委員長会談で、来週の党首討論開催を確認
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 簗瀬進参議院国会対策委員長は20日午後の定例会見で、来週の党首討論開催と参院の決算審査についてコメントした。

 冒頭、同日の鈴木自民党参院国対委員長との会談に言及し、「正式に、来週のクエスチョン・タイム(党首討論)について、双方で合意した」と表明。来週27日15時から、民主党の鳩山新代表と自民党の麻生総裁との間の初の党首討論が実現されると語った。手続き的には、国家基本政策委員会の両院の合同幹事会で正式に設定されると補足した。

 簗瀬参院国対委員長はまた、懸案の参院の決算審査のあり方についても会談で取り上げたことを報告。現状の議決は是認と否認で行われるが、否決の場合には警告決議ができず、財務省に具体的な警告事項についての回答を求める手続きも取れないため、現場から、是認・否認に関わらずに警告決議ができるように検討を求める声が出ていると説明した。

 簗瀬参院国対委員長は「決算の機能を強化すべき参議院として非常に重要なことだ。ムダ遣いのチェックという形からも、予算を作る財務省に対して、個別の警告案件ごとの報告を求めることができない形であれば、決算のチェック機能が非常に弱まってしまう」と認識を示した。

 そのうえで、会談では、参院で民主党が第一党という新しい状況の中で再検討をするにあたっては参院改革協議会が検討の場として望ましいと提起し、自民党側が持ち帰ったと報告、「前向きな答えが返ってくることを待ちたい」と述べた。

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