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2009/05/22
小沢代表代行、霧島市で鹿児島県下の5総支部長と「国民の生活が第一。」の政治の実現を訴える
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 小沢一郎代表代行は22日夜、鹿児島県霧島市内で鹿児島県第4区のみなよし稲生総支部長が主催した集いに出席。会場と、会場に入りきれず別会場でモニター中継で参加した計700名以上の皆さんに対して、政権交代で「国民の生活が第一。」の政治を実現するため、党への支援を訴えた。

 小沢代表代行は、先の参議院選挙において民主党が勝利をおさめ、参議院での与野党逆転が実現したことにより、年金問題をはじめとする、政府・与党によるこれまでの国民への背信行為が明らかになってきたとその意義を強調。一方、未だに閉ざされた政治・行政のなかで税金が使われているとして、どんなに遅くとも9月までに行われる解散・総選挙が、国民の生活、税金の使い方、行政をかえる最大のチャンスであるとの認識を述べた。

 「国民の皆さんにとって、生活を守れるか」という重要な局面であるとも指摘。小泉元首相が壊したのは自民党ではなく国民の皆さんの生活だとして、小泉政権以降、不平等で格差が大きくなってしまった日本社会を変えるには政権交代が必要だと力説した。

 小沢代表代行はまた、「長期政権は必ず腐敗する」との言葉を口にし、半世紀以上、ほとんど自民党の政権が続いていることは、国民のサイドに立った政治を実現するためにも、日本に本当の意味での民主主義を確立させるためにも問題だと、重ねて政権交代の必要性を主張。自民党離党以来15年、政治・行政改革の実現を目指してきたと述べ、本当の民主主義国家にする最大のチャンスが次の総選挙であると指摘。「この世界に入って40年、国民のために最後のご奉公をさせてほしい。明治維新ならず平成維新を成し遂げなければならない。皆さんの力で自民党王国と、自民党の牙城と言われるこの地域で平成維新の実現を」と、民主党への理解と支援を求めた。
 
 鹿児島県第4区のみなよし総支部長は「民主党が政権を獲ろうという熱意のある挨拶がじんと胸に響いた」と小沢代表代行の挨拶に謝辞を述べたうえで、日々、政治活動を行うなかで第4区総支部を回っているとして、各地を回るなかで目の当たりにする農業、畜産業をはじめ第一次産業に係る方々のきびしい暮らしぶりに言及。農林水産省から3兆円の予算がついているにもかかわらず「何故、苦しいのか」と問題提起し、農業を直接支える政治となっていない自公政治を厳しく批判、そのうえで民主党が主張する戸別所得補償制度の必要性を強く訴えた。

 そのほか、地域の中小企業を支える手立ての必要性や、「消えた・消された」年金問題や後期高齢者医療制度に象徴される行政の理不尽さなど、国民の生活を省みない自公政権を非難。「介護、医療で苦しんでいる皆さん、年金で暮らせないと途方にくれている皆さん、子育てで悩み子どもを生み育てることに躊躇している皆さん、事業不振で苦しんでいる事業主の皆さん、農業をこのまま続けられないと悩んでいる皆さん」と呼びかけ、「下をうつむいていないで顔を上げて足を一歩を踏み出そう。政治を変えれば暮らしが変わる、政治を変えれば社会が変わる、政治を変えれば未来を切り開くことができる。皆さんと一緒に政治を変える戦いに挑みたい」と決意を表明した。
 
 続いて、打越あかし同県第2区総支部長あみや信介同県第5区総支部長国民新党の松下忠洋・同県第3区総支部長も登壇し、それぞれ政権交代にかける決意を表明。県連代表の川内博史衆院議員(同県第1区総支部長)は、あらゆる困難を乗り越えて明治維新を成し遂げた郷土の先輩同様に、あらゆる困難を乗り越え「『国民の生活が第一。』の政治を実現するため、皆さんとともにあっと驚く結果を残す」と宣言。今私たちは経済危機でなく、社会が危機に瀕している」として、「このままじゃいけない」「何とかしなければ」といった全県民の思いを受け止め、結束していくことが大事だと説き、会場全員で「団結」と唱和し政権交代実現を誓い合った。

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