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2009/05/25
さいたま市長選勝利は政権交代を期待する市民の声の全国へののろしとなった 鳩山代表
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 鳩山由紀夫代表は25日午前、都内の個人事務所内で、24日投開票のさいたま市長選挙で民主党県連支持の新人候補者が当選したことに関して記者団の質問に答えた。

 冒頭、さいたま市長選挙で民主党県連支持の清水勇人氏が初当選を果たしたことへの受け止めを問われた鳩山代表は、「何よりだったと思う。清水氏は大変立派な候補者であり、心からお祝い申し上げたい」と祝辞を述べた。そのうえで、勝因については「さいたま市が日本の縮図のような地域であったこと、長期政権が続きすぎたことにより市民の不満が溜まり、その不満を何としても期待に変えなければいけないという市民の強い声が市長を変えたのではないか」と分析。さいたま市で政権交代が成就ができ、全国に向けてのろしになったことを嬉しく思うとも語った。

 鳩山新体制で臨んだ初の地方選挙で勝利を収めたことについては、「一番はご本人の魅力」としたうえで、これまで鬱積していた市民の不満が勝利に結びついたという点では「国政と連動するとは思う。その意味でいい結果が出たことを嬉しく思う」と述べた。

 千葉市長選挙をはじめ、今後続く地方選挙に臨む姿勢を問われると、「民主党はチャレンジャーである」として、チャレンジャーとして、国、県、市とそれぞれレベルは違えこそ、共通する閉塞感を打破するために国民が期待する新しい政治を実現する強い気概を表明。「民主党として若い優秀な候補者を擁立し、そのことにより日本を、自治体を大きく変える原動力にしたい」とした。

 前回の選挙でも苦戦した都市部における衆議院選挙の戦いについては、衆議院選挙においては候補者同士の直接対決であり、参議院選挙のように国政の動きがすぐに選挙に直結しないとして、楽観は許されないとの認識を明示。しかしながら、都市部でも閉塞感を抱えており、その閉塞感を破るためのチェンジという声は強いとして期待を込めた。

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